-
2023年12月18日エアコンがあっても”ガスファンヒーター”を買うべき4つの理由
この記事はこんな人におすすめです。 ・寒い冬をもっと快適に乗り越えたい人 ・お部屋が寒く、足元の冷えに困っている人 ・ガスファンヒーターを買おうかどうか迷っている人 アパート暮らし歴が10年を超え、柏崎での生活は今年で6年目となりました。寒い冬を快適に乗り越えるために今まで様々な暖房器具を使ってきました。これまでにエアコン、石油ストーブ、セラミックファンヒーター、電気ストーブなどを使いましたが、なぜガスファンヒーターをはやく買わなかったんだ、と強く感じるくらいオススメできる冬家電です。 豪雪地帯の新潟の冬を乗り越えてきた実体験をもとに、快適に冬を超えるためにはエアコンがあってもガスファンヒーターを買うべき理由をかいていきます。 またガスファンヒーターにはメリットもありますがデメリットもあります。デメリットとその解決策もお伝えしていきますので、最後まで読んでいただければガスファンヒーターを買うべき理由が分かる内容になっています。 それではどうぞ。 📖よく読まれています https://www.uekifudousan.co.jp/blog/4344/ https://www.uekifudousan.co.jp/blog/4582/ 賃貸物件は契約書を必ず確認 まず大前提のお話しとなります。 持ち家に住んでいる人は気にする必要がないのですが、賃貸アパートやマンションに住んでいる人は要チェックです。 賃貸アパートに住んでいる人は大前提として、必ず賃貸借契約書を確認してください。条項に「石油ストーブまたはガスファンヒーター等の暖房器具の使用禁止」と書いてあれば、使用することはできません。 禁止の理由ですが、やはり火災につながるリスクが高いからです。共同住宅でたくさんの人が住んでいますから、火災が起きると被害が自分だけでなく建物すべての人が被害を被る可能性があります。そのリスクを考えると賃貸物件ではストーブを禁止にすることがあります。 東北や北信越などの寒い地域の物件は使用OKになっていることが多いですが、学生向け物件が禁止となる傾向があるようです。また石油ファンヒーターは禁止だけどガスファンヒーターはOK、の物件もあります。 お部屋探しの際は契約内容も確認しておくとよいと思います。 それでは本題に入ります。 エアコンがあってもガスファンヒーターを買うべき4つの理由 1、温風が出るまでの時間が早く、寒い朝でもすぐに暖かい 2、電気代が高騰しているときはガスファンヒーターのほうが安い 3、足元から部屋全体が暖かくなるのに乾燥しにくい 4、石油ストーブと比べて、ガスファンヒーターは給油の必要がない 1、温風が出るまでの時間が早く、寒い朝でもすぐに暖かい ガスを燃やしているので、素早く温めるならエアコンよりも、火を使うガスファンヒーターが圧倒的に暖かいです。 ガスファンヒーターが一番効力を発揮するシーンはなんといっても寒い日の朝です。ボタンを押して5秒くらいですぐ温風が出てくるので、時間のない朝はとてつもなく頼もしいです。寒い日の朝は布団から出るのが億劫になり、エアコンをつけても部屋が温まるまでには時間がかかってしまいますが、ガスファンヒーターであれば5秒で温風が出てきます。 朝の身支度はサッと済ませたいですから、短時間でも体を温めてくれて、すぐに温風が出る暖房器具はやはりガスファンヒーターです。布団から出てすぐにガスファンヒーターのボタンを押し、温まりながら身支度をして家を出るタイミングで消す、というスポット的な使い方に絶大な効果を発揮します。 もちろん家に帰ってからも使っていますが、温風がすぐ出るので外から帰ってきてすぐに温まることができます。エアコンでも十分暖かいのですが部屋が温まるまでに時間がかかりますし、ガスファンヒーターであれば温風がダイレクトに当たるので、真っ先に体を温めることができます。 エアコンを使っていた時期は、朝に寒い思いをしたくないので一晩中エアコンをつけたり、タイマーをかけて起床時にお部屋が暖かくなるようにしていました。ですが一晩中エアコンをつけると乾燥して喉がやられますし、電気代もかかってしまいます。エアコンの入タイマーをつけるにしても朝の身支度が終わったらエアコンを消すので、それだけのためにエアコンをつけるのはもったいないと思い、短時間のスポット使用したい人はガスファンヒーターがオススメです。 2、電気代が高騰しているときはガスヒーターのほうが安い コスト面についてですが、昨今電気代が高騰しており、現在の社会情勢下ではエアコンを使い過ぎると電気代が一気に跳ね上がりますがガスファンヒーターであればその心配も減ります。 2023年の1月の単価で、一番安い従量電灯の価格と都市ガスの一番高い単価を比べると、電気代25.5円、ガス代18.32円でした。朝の身支度の時や家にいるとき、エアコンを使う代わりにガスファンヒーターを使って1ヶ月間生活してみましたが、私の使い方ではエアコンを使うよりもガスファンヒーターを使うほうが安かったです。 また電気代価格が落ち着いてくればエアコンのほうがコストは安くなりますが、エアコンは起動始めは部屋をすぐ暖めようと大きく電力を消費するため、スポット使用であればガスファンヒーターをオススメします。 ただし、使うガスの種類によっては単価が異なるため注意が必要です。都市ガスとプロパンガスでは、都市ガスのほうが安いため、プロパンガスを使用する場合はエアコンを使ったほうがコストが安くなる場合があります。これはプロパンガスはガス契約者の家までガスボンベを届ける必要があり、配送コストが高くなってしまうからです。 ではどのようにして都市ガスとプロパンガスを比較すればよいかというと、熱量という観点から正しく比較することができます。都市ガスとプロパンガスの熱量を比較すると、プロパンガスのほうが都市ガスの約2倍大きくなっています。 したがって、正しく比較するには都市ガスの使用量を2倍(正確には2.18倍)して比較する必要があります。細かい計算は省略しますが、プロパンガスのほうが都市ガスよりも金額は1.7~1.8倍ほど高くなります。 いまお使いのガスがプロパンガスであれば、コスト面がエアコンよりも高くなる可能性があります。 「プロパンガスで多少コストがかかっても、素早く温めることができるガスファンヒーターのほうがいい」という人は、ガスファンヒーターの購入をオススメします。 3、足元から部屋全体が暖かくなるのに乾燥しにくい ガスファンヒーターは下から温風を送るので足元から暖かく、お部屋全体も素早く暖めることができることが強みです。エアコンは上から風を送るので暖かい空気が上にいってしまい、上のほうは暖かいですが足元がどうしても寒くなってしまいます。 以前はエアコンの暖房のみで寒さを凌いでいたのですが、部屋の温まりスピードと足元の暖かさを考えると俄然ガスファンヒーターのほうが上です。 お部屋の乾燥という面からいうと、エアコンを長時間使用するとお部屋の空気が乾燥し、特にインフルエンザなどのウイルスが増殖しやすくなるリスクが高まります。ですが、後述しますがガスファンヒーターはガスを燃焼する副産物として、大量の水蒸気を発生させるため、ガスファンヒーターを使用するときは乾燥を気にする必要はありません。エアコンを使用する際に加湿器や洗濯物を部屋干しなどをして加湿すれば問題ありませんが、乾燥や感染症リスクが気になるかたはガスファンヒーターをオススメします。 他の暖房器具で、セラミックファンヒーターを使っていた時期もあったのですが、セラミックファンヒーターはお部屋全体を温めるというより、温風が当たる部分しか温まりません。脱衣所やトイレ、キッチンなどの足元だけを温める目的であれば使用してもいいと思いますが、部屋全体を温める目的で使用するのは難しいです。足元から素早くお部屋を暖めたい場合はガスファンヒーターが最も適しています。 4、石油ストーブと比べて、ガスファンヒーターは給油の必要がない 同じヒーターのなかでも石油ストーブではなく、なぜガスファンヒーターを選んだかというと、石油ストーブは給油する必要があるからです。石油ストーブを使うには、まずガソリンスタンドに行って給油缶に給油し、次にストーブ本体に給油する必要があります。灯油の給油は地味に手間がかかりますし、給油中に灯油をこぼすと大惨事になります。 私も過去に石油ストーブを使っていましたが、給油を忘れていてすぐに使えなかったり、給油中にぼーっとしていて(私のミス)とんでもない量の灯油を部屋にぶちまけたことがあります。 その過去もあり、石油ストーブよりも給油ストレスのないガスファンヒーターをオススメします。 デメリットと解決策 1、一酸化炭素中毒になる可能性がある 2、結露しやすくなる 1、一酸化炭素中毒になる可能性がある ガスファンヒーターのデメリットは一酸化炭素中毒になる可能性があることです。ガスファンヒーターは室内の空気を使って燃焼しているため換気が不十分だと室内の酸素が減少し、不完全燃焼による一酸化炭素中毒を起こし、最悪の場合死亡事故につながることもあります。 解決策⇒「換気する」 一酸化炭素中毒を防ぐためには必ず定期的な換気が必要です。しかし私はめんどくさがりなため、定期的に窓を開けることすらめんどくさく感じてしまいます。 ですが冬は家にこもりがちでお部屋の空気も悪くなってしまうので、「ガスファンヒーターのおかげで定期的に新鮮な空気が吸えるし一石二鳥では?」と考えることにして換気しています。デメリットを差し置いてもガスファンヒーターの力には背に腹は代えられません。 一酸化炭素中毒を防ぐためには1時間に1~2回換気する必要があります。リンナイ公式Q&Aには、「使用中は1時間に1~2回(1~2分)程度換気扇を回すか、窓を開けるなどして換気する」と書いてあり、換気扇を回すことも有効です。 また換気扇を回すほかに24時間換気がありますが、使用中はそれでは換気能力が不十分ですので、窓を開けるか、換気扇をまわしてください。 特に気を使わなければいけないのは、マンションなどの高気密物件です。マンションは気密性が高いため、外と室内の空気が入れ替わりにくいのが特徴です。マンションなどの高気密住宅に住まれている人は要注意です。 使ってみて個人的な感想ですが、朝の短時間で使う分には私はあまり気にしていません。私が住んでいる物件は高気密物件ではありませんが、朝は30分くらい使って家を出るため、24時間換気に任せています。 冬に換気するとなるとお部屋が寒くなってしまいますし、窓を開けるのがめんどくさいと感じてしまいますが、換気しなければ一酸化炭素中毒になってしまいますので、窓を開けることすらめんどくさいときは最低でも換気扇を回して換気をしましょう。 2、結露しやすくなる もう1つのデメリットは結露しやすくなることです。結露とは、空気中の水蒸気が外気との温度差のある窓などで冷やされて水滴に変わることです。結露を放置すると水滴がカーテンや窓枠、それらについている壁紙や床材がカビたり腐ってしまう原因になります。 特にガスファンヒーターはガスを燃焼させているため、その副産物として大量の水蒸気を発生させています。(灯油1リットルを燃焼させると水分約1リットルが排出されるといわれています。)使用中は室温が上昇するため空気中に含むことができる水分量が増加しますが、ストーブを止めた後は室温が低下し、空気中に含まれていた水蒸気が含み切れなくなって水滴として窓ガラス等に現れてしまいます。 解決策⇒「換気する」 結露を防止するためには、一番手っ取り早いのは換気することです。ガスファンヒーターを使用する際は一酸化炭素中毒を防ぐためにも換気が必須ですので、結露防止と一酸化炭素中毒防止の意味も込めて換気しています。 私はいつもガスファンヒーターを使用していますが、たまにエアコンの暖房も使っています。あくまでも一個人の考えなのですが、雨が降って部屋の湿度が高いときはエアコン、部屋の湿度が低いときや換気する元気があるときはガスファンヒーター、みたいな感じで使っています。また部屋の窓ガラスがペアガラスということもあり、結露しにくいのですが、現状結露による被害で悩まされたことはありません。 上記のとおり、結露防止を考えたとき、二重サッシやペアガラスがついている物件を探すのも1つの手段です。断熱性能の観点から考えても二重サッシは部屋の室温が下がりにくく、冬でも快適に生活することができます。実際にペアガラスのお部屋で生活してみて、結露もしにくく、室温も下がりにくいように感じます。持ち家にお住まいのかたは設備面の変更も検討してみるといいかと思います。 オススメ記事はこちら👇 https://www.uekifudousan.co.jp/blog/5070/ https://www.uekifudousan.co.jp/blog/4163/ https://www.uekifudousan.co.jp/blog/4824/ 以上、ガスファンヒーターをオススメする4つの理由でした。 購入を検討している人の参考になれば幸いです。 以上となります。 過去ブログ一覧から、ぜひ他の記事も御覧ください。 ありがとうございました。 植木不動産の賃貸物件はこちら
-
2023年12月7日お米が有名な新潟県には、なぜラーメン屋が多いのか?
賃貸担当の平田です。 よく外食をするのですが、いつも疑問に思っていたことがあります。 「新潟ってラーメン屋さん多くない??」 あくまでも体感ですが、新潟ってお米が有名ですし、美味しい定食屋さんが多そうな印象です。ですが「今日はなに食べようか」とお店を探してみると、定食屋さんよりラーメン屋さんのほうがよく見る、、、気がする。。。 んー、ラーメン屋が多いのって、気のせいですかね?? そんな中、ふとこんなニュースを見つけました。 新潟あっさりしょうゆ、新潟濃厚みそ、長岡しょうがしょうゆ、燕背脂、三条カレーラーメン。これらはラーメン王国・新潟が誇る「新潟5大ラーメン」として地域に根づいています。ただ、去年1年間の家計調査で新潟市のラーメンにかけた外食費用はライバルの山形市に次ぐ2位となり、2年連続での日本一とはなりませんでした。 打倒山形!?ラーメン消費額日本一奪還へ 新潟の店主らが議論「新潟5大ラーメン」普及なるか このニュースによると、新潟県民は日本で1.2位を争うほどラーメンを食べる県民であることが分かりました。どうやら新潟のラーメン屋さんの多さは、新潟県民のラーメン消費額と関係がありそうです。 ひとまず、新潟のラーメン消費額について調べてみることにしました。 【オススメ記事】 https://www.uekifudousan.co.jp/blog/4344/?preview_id=4344&preview_nonce=c8ae37bf32&preview=true&_thumbnail_id=4345 https://www.uekifudousan.co.jp/blog/4805/ https://www.uekifudousan.co.jp/blog/5070/ 全国で2番目にラーメンを食べる新潟県民 総務省は2023年2月、全国の県庁所在地と政令指定都市を対象に2022年の1年間の家計調査の結果を発表しました。 1世帯あたり(2人以上の世帯)のラーメンの支出金額で、山形市が1万3196円で1位、新潟市が1万2573円で2位という結果でした。お米で有名な新潟県ですが、やはり全国で2番目にラーメンを食べる県民といっても過言ではないようです。 また新潟のラーメンは「新潟5大ラーメン」と呼ばれ、地域ごとにジャンルの異なるご当地ラーメンがあります。あっさりした醤油ラーメンから濃厚味噌ラーメンまで様々なラーメンを楽しむことができます。 ちなみに前回の調査では、9年連続の日本一を目指した山形市を新潟市が上回り、昨年は初めて新潟市が全国第1位になりました。山形市と新潟市はラーメン王国の名をかけたライバル関係にあるということが分かります。 では本題の新潟県にはラーメン屋の店舗数はどのくらいあるのでしょうか? 人口10万人あたりのラーメン店舗数”全国第2位” タウンページに登録されている”ラーメン屋”の都道府県別の件数(2021年時点)をみてみると、人口10万人あたりのラーメン店舗数で新潟県は37.73軒と全国第2位でした。 第1位は安定の山形県で、人口10万人あたり57.92軒と2位の新潟県を圧倒しています。 2位の新潟県ですが、人口10万人あたりの店舗数は山形県に負けていますが、店舗総数では831軒と、順位は新潟県のほうが上でした。また栃木県が3位に入っていたのが個人的に意外でした。栃木は餃子が有名なイメージですが、佐野ラーメンも有名ですね。 感覚的にラーメン屋が多いなーと思っていましたが、データからもやはり新潟県はラーメン屋さんが多いと言えます。 ちなみに店舗数だけでいうと、東京都がぶっちぎりの1位(2,437軒)で、2位の北海道(1,384軒)に1,000軒以上差をつけています。 1位の東京都は2023年時点で人口約1,400万人ですから、人口あたりの店舗数は当然少なくなってしまいます。日本の中心とはいえ、ラーメン屋が2,500軒近くあるのは驚きです。2位の北海道ですが、北海道のラーメンといえば札幌ラーメンが有名です。北海道にも「北海道5大ラーメン」と呼ばれるラーメンがあり、種類はみそ、しょうゆ、カレーラーメンなどでこちらも種類豊富です。 ラーメン消費額と店舗数には相関関係がありそうですが、 「ラーメンをよく食べる県民性だから、ラーメン屋が多い」のか、 それとも、 「ラーメン屋の店舗数が多いから、ラーメンをよく食べに行く」のか、 ここまでの情報では結論づけることはできません。卵が先か、ニワトリが先か。。。 ラーメン消費額以外の理由を探す必要があるので、他に考えられる理由として、新潟県ならではの"気候"と"産業"と”気質”が関係していると言えそうです。 新潟の”気候” 新潟と東京の気候を比べると、新潟県のほうが全般的に年平均気温が低く、冬季には雪が多く降り寒冷な気候が特徴です。新潟の年平均気温は13.9℃、東京は15.8℃となっています。また新潟の旬別平均気温をみると、1月は最高気温が5.3℃、最低気温が0.1℃と冬でも氷点下を下回ることはありません。そして新潟の冬は雪の日が多くなるのが特徴です。 このような寒冷地域では、体を温める意味を込めて温かいスープや麺料理が好まれる傾向があります。新潟県に限らず、寒い地域の東北地方ではラーメンの消費率が西日本などの比較的暖かい地域よりも多くなっています。 私も新潟県に住んでいますが、やはり寒い冬場は特に、温かいものを食べて体を暖めたいという気持ちになってきます。 とあるアンケートでは「あなたはラーメンが好きですか?」という質問に対して、90%以上の人が「好き」と答えました。ほとんどの日本人が好きなラーメン。「寒くなったしラーメンでも食べるか!」と考える人も多くいそうです。 寒冷地に住む新潟県民ですが、ラーメンを食べて体を温めたいと思う中、ラーメン屋さんは試行錯誤し、体を温める効果のある生姜を使った生姜醤油をベースにしたスープが誕生しました。それがきっかけで新潟5大ラーメンの一つの「長岡生姜醤油ラーメン」が誕生したと考えられます。 長岡生姜醤油ラーメンで有名な「青島食堂」のラーメンです。醬油ベースのスープに生姜が香るあっさりした口当たりが特徴です。 寒冷地に住んでいるからこそ、体の温まるラーメンが食べたくなる。そしてラーメン屋さんもお客さんがラーメンを食べたいと思うなら、もっと美味しいラーメンを作ろうとする。こうして新潟県には、5つの異なったジャンルのラーメンができ、お店の数も増えていったのではないでしょうか。 ですが、新潟県よりも寒い地域はたくさんあるため、新潟県ならではの”産業”も深くかかわっていると考えられます。なので、次は”産業”という視点から考えてみます。 新潟の”産業” 新潟県内の産業で有名なのは、三条市と燕市の金属加工産業が挙げられます。三条市と燕市はいわゆる「金物の町」として有名です。ちなみに燕市は金属洋食器の全国シェア90%を超えるほどで、世界一の一流料理店にも使われるほど高い技術で金属製品を加工しています。 かつては職人のまちだった三条市と燕市ですが、そこで働く職人さんは出前を取ることが多く、職人さんの食事は出前で済ます文化があったそうです。そんな職人さんも寒い地域でのお仕事ですので、温かいご飯やラーメンを食べたいと考えます。 ですが、出前で普通のラーメンを食べるとなるとラーメンを運んでいる間にスープがぬるくなったり、麺が伸びてしまって、せっかくのラーメンも美味しさが半減してしまいます。 そこでラーメン屋さんが考えたのが、スープの温度が下がりにくくするために油(背油)で膜をつくってスープが冷めにくいようにしたり、細麺は茹でる時間が短くて済む分すぐ麺が伸びてしまうので麺が伸びにくい極太麺に変える、などの試行錯誤したといいます。ラーメン屋さんの「出前で食べるラーメンでも、せっかくなら美味しいラーメンを食べてもらいたい」という気持ちから、新潟5大ラーメンの1つの背油が乗った「燕三条ラーメン」が誕生したと言われています。 燕系ラーメンの元祖ともいわれる「杭州飯店」です 背油がたっぷりとスープの上に浮かんでいるのが特徴です。 この極太麺が背油とスープによく絡みます。 職人想いのラーメン屋さんの想いが今でも受け継がれ、お客さまに美味しいラーメンを食べてもらいたいという気持ちから、さらに美味しいラーメンを研究し、新潟5大ラーメンとよばれるほどのラーメンの種類ができて、ラーメン屋の数も多くなったと考えられそうです。 新潟の”気質” 新潟県民の気質について考えてみます。 新潟県民の特徴ですが、大きく2つあげるとすると、「忍耐力がある」「仲間意識が強い」ことが挙げられます。 米どころで有名な新潟県ですが、日本屈指の豪雪地帯でもあります。雪国の厳しい寒さと自然環境に耐えつつ、お米作りなどの農業に取り組むということは、並々ならぬ忍耐力が求められます。農業はこつこつ地道に働く必要があり、気候や天災に遭遇したとしても耐え抜ける精神力が必要です。そんな背景もあり、新潟県民は困難に遭遇しても簡単にあきらめない「忍耐力」が今でも受け継がれていると思います。 豪雪地帯の新潟県は外部との関わりは雪で閉ざされるため、新潟県民は保守的であるとも言われています。雪で閉ざされてしまうと外界との交流は困難となり、村社会の中で生きていかなければなりません。厳しい寒さの中で生活するとなると地域の人との連携や交流がなければ農業どころか、生活することも困難となってしまいます。むかしの村社会の生活があったことから、新潟県民は周囲の人間関係には気を配る「仲間意識の強さ」が今でも受け継がれていると思います。 私は新潟県出身ではないですが、新潟県民の「仲間意識の強さ」については、共感できる部分があります。打ち解けるまでは少し時間がかかる印象ですが、一度気をゆるす間柄になると相手の体調を心配してくれたり、気さくに話しかけてくれます。仲間として迎え入れられると相手のことを想い、とことん面倒を見てくれるような特徴があると思います。また「忍耐力」については、新潟県以外でも雪国である東北地方も同じ傾向があるようです。新潟県民は最後まで諦めることなく、粘り強く取り組む印象です。 したがって、昔のラーメン屋さんはこう考えたのではないでしょうか。 「同じ地域に生活する職人さんに対し、せっかくなら美味しいラーメンを食べてもらおうと試行錯誤し、どんなに寒くても美味しいラーメンを提供するために粘り強く研究して、同じ仲間のためにいろんな種類のラーメンを作ろう」 そんな気持ちがあって、いまの「新潟5大ラーメン」と呼ばれる5種類の異なったジャンルのラーメンが生まれ、お客様に満足してもらおうと多くのラーメン屋ができたのではないかと思います。 まとめ お米が有名な新潟県は、なぜラーメン屋が多いのか? 「新潟県ならではの”気候”と”産業”と”気質”が深く関係していて、もっと美味しいラーメンを食べてもらいたい、という職人想いのラーメン屋さんのスピリッツが今でも受け継がれているから。」 今回は以上です。 最新のブログ一覧から、ぜひ他の記事も御覧ください。 ありがとうございました。 植木不動産の賃貸物件一覧はこちら
-
2023年8月28日北信越地方で一番ガソリンが安い新潟県。なぜお隣りの長野県は日本一ガソリンが高いの?
賃貸担当の平田です。 連日、ガソリン代が高騰しているというニュースをよく聞きます。 この前高速道路のガソリンスタンドでガソリンを入れようと思ったのですが、1Lあたり200円を超えていたのでそのままスルーしてきました。汗 経済産業省資源エネルギー庁の調べによると、8月21日時点でのガソリンの全国平均価格は1Lあたり183.7円でした。 ガソリン価格は14週連続で値上げしており、前の週と比べて1.8円値上がりしてます。軽油ですら1Lあたり163.1円と、なんともびっくりな値段です。(10年くらい前はレギュラーが100円を切っていて、水1Lよりもガソリン1Lのほうが安い時代もありましたね) 8月23日公表の経済産業省資源エネルギー庁の調べによると、8月21日時点の1Lあたりの金額は以下の通りです。 【あわせて読みたい】 https://www.uekifudousan.co.jp/blog/4618/ https://www.uekifudousan.co.jp/blog/5070/ 地域順位レギュラーハイオク軽油岩手県1178.9189.8157.9新潟県13181.1192.3164.0全国平均-183.7194.6163.1富山県35185.8197.1168.0石川県37186.0196.6163.5福井県41187.2198.4166.1長野県47192.3203.6173.3 北信越地方とは、富山県、石川県、福井県、新潟県、長野県の5県。順位はレギュラー価格の順位です。 ガソリンが最も安い県は岩手県でレギュラー1Lあたり178.9円です。 対して最も高い県は長野県でレギュラー1Lあたり192.3円です。岩手県より13.4円も高いのです。長野県はレギュラーと軽油は14週連続、ハイオクは20週連続で国内最高値を出しています。 新潟県のレギュラー価格は181.8円/L。長野県とは10円以上の差をつけて新潟県は安いのです。また北信越地方5県の中で新潟県は唯一全国平均よりも安く、北信越地方で一番ガソリンが安い県です。 お隣りの長野県がなぜこんなに高いのでしょうか? 原因は3つ考えられます。 ①製油所から油槽所までの輸送方法が陸送のみでコストがかかるから。 ②油槽所から給油所までの輸送コストがかかるから。 ③山間部など過疎地にある給油所は販売量が少ないため、販売価格を高くして売る必要があるから。 ①製油所から油槽所までの輸送方法が陸送のみでコストがかかるから。 日本の石油は約99.7%を海外からの輸入に依存しています。 私たちの手元にガソリンが届くまでの流れはざっくりいうと、製油所⇒油槽所⇒給油所、とこんな感じです。 まず海外からの原油タンカーが港に到着⇒港の近くに製油所があるのでガソリンを精製⇒できたガソリンは各都道府県の油槽所(ガソリンの貯蔵タンク)に運ばれる⇒さらに油槽所から給油所(いわゆるガソリンスタンド)に運ばれる⇒私たちの手元へ という流れになっています。 したがって、製油所⇒油槽所の輸送コストは、海に近い地域はコストが抑えられ、海から遠い地域は輸送費がかかる傾向にあります。 長野県は海に面していないため、鉄道やタンクローリーなどの陸路でしか運ぶ方法がありません。よって長野県はガソリン代が高くなってしまうのです。 対して新潟県は日本海に面しており、主に北海道の室蘭製油所から船で輸送されてきます。船による輸送のメリットは、大容量かつ安価に運ぶことができることです。長野県に次いで面積が日本で5番目に大きく、縦に細長い新潟県ですが、上越、中越、下越と海に面しているためそれぞれの油槽所まで船での輸送が可能となっています。したがって新潟のガソリンは輸送コストが低くなると考えられます。 また北信越地方のガソリンは北海道から距離が離れるほど高くなる傾向があるといえそうです。(新潟、富山、福井のガソリンは北海道から近い順に安くなっている) ②油槽所から給油所までの輸送コストがかかるから。 長野県の面積は日本で4番目に大きい県であるため、油槽所から各ガソリンスタンドまでの距離も遠く、そこでもさらにコストがかかってしまうのが原因だと考えられます。 長野県の面積は約13,560k㎡、新潟県は約12,580k㎡となっています。東京23区の約1.6倍分、長野県が大きいことになります。(東京23区の大きさは約620k㎡) 少しの差ではありますが、輸送コストに差がつくと考えられます。 ③山間部など過疎地にある給油所は販売量が少ないため、販売価格を高くして売る必要があるから。 長野県内でも価格格差があり、都市部と山間部で8円以上差がつくこともあったそうです。 当然ですが市街地の国道沿いや高速道路IC付近ではガソリンスタンドも多いため、価格競争が起きて1円でも安くしてお客さんを集客しようとします。 しかし、山間部や過疎部ではそもそものガソリンスタンドの数が少ないので価格競争は起きにくく、ガソリン価格が上がるのではないかと考えられます。 またそういった地域のガソリンスタンドは、来るお客さんの数も少ないため、安売りしていては採算が取れないことから、販売価格を上げて売らざるを得ません。 よってガソリン価格が上がるのではないか考えられます。 まとめ 長野県内のガソリンがあまりにも高いので、新潟の上越地方に越境してガソリンを入れることもあるそうです。 地方(いわゆる田舎の地域)は車社会ですし、ガソリン価格の上昇は死活問題です。 脱炭素化が進んでいますが、当面はガソリン車が主流の生活が続きそうです。 今できることとしては、急発進や急加速をぜずに少しでも燃費が良くなる乗り方で運転することでしょうか。 これを機に(?)改めて安全運転に心掛けたいと思いました。 【オススメ記事】 https://www.uekifudousan.co.jp/blog/4162/ https://www.uekifudousan.co.jp/blog/5062/ https://www.uekifudousan.co.jp/blog/4466/ 最後は個人的な感想になりましたが、新潟に住んでいていいことを見つけることができ、よい発見でした。 今回は以上です。 過去ブログ一覧から、ぜひ他の記事も御覧ください。 ポータルサイトや他社サイトで気になるお部屋がございましたらお気軽にご相談ください。 ありがとうございました。 【あわせて読みたい】 賃貸物件一覧はこちら



