(3ページ目)出勤前に学ぶ”シンガポール”の「街」について

賃貸担当の平田です。

ブログはシンガポール編でお届けします。

前回に続きまして、今回は「シンガポールの”街”」についてまとめてみました。

前回記事はこちら↓

この記事を見ればシンガポールについてざっくり分かるので、国際社会の基礎知識として知っておいて損はないと思います。

忙しい人でも出勤前にサッと読める内容となっています。

本記事は、全部で”3つ”の記事で構成されています。

シンガポールの「人」「暮らし」「街」についてです。

第三弾の今回は、シンガポールの「街」編です。

それではどうぞ。

シンガポールの「街」について

国の大きさ

〜東京23区とほぼ同じ大きさのシンガポール〜

シンガポールの国土面積は約730k㎡と東京23区よりも少し大きいくらいです。(東京23区は約630k㎡)

シンガポールの端から端まで、1時間もあれば移動できてしまうほど小さな国です。

東京23区と同程度の国土面積ながら、人口密度は世界第2位(1k㎡あたり7688人)と小さな国土に人と建物がギュッと詰まっているのが特徴です。

地理的な特徴

〜天災が極めて少ないシンガポール〜

シンガポールは赤道直下に位置し、その特性から台風はほとんど来ることはありません。

また活断層も存在しないので、地震が発生することはありません。(余波が伝わることはありますが、滅多に起きません)

したがってシンガポールでは建物の高層化が可能です。限られた土地を有効に活用する意味でも高層マンションや高層オフィスビルが多いです。

【セントラルエリア】シンガポールの金融街。高層オフィスビルが立ち並んでいます。

日本と比べてシンガポールは建築の自由度が高いため、日本では見られないような奇抜な設計の建物が多くみられます。それについては別の記事で書いていこうと思います。

多民族な街並み

〜異国文化の建物が立ち並ぶシンガポール〜

多民族国家のシンガポールは、場所によって様々な文化の建物を見ることができます。

【プラナカンハウス】中国、マレー、ヨーロッパの文化が混ざった建物。パステルカラーで綺麗です。
【サルタンモスク】アラブストリートというアラブ人街にある礼拝所。イスラム教徒が中で礼拝をしています。
【チャイナタウン】中国文化のショップが立ち並ぶエリア。中国系の食べ物やお土産を安く買うことができます。

この他にも様々な文化の寺院がたくさん建っていました。シンガポールの観光に飽きたら、ローカルな寺院をまわってみるのもオススメです。

HDBとコンドミニアム

〜シンガポール国民の持ち家率は90%超え〜

なんとシンガポール国民の90%以上が持ち家に住んでいます。

これは国土の狭いシンガポールで、政府が国民の住む場所を確保できるような政策を打ち出し、持ち家を推進してきた背景があります。

シンガポール人が住む家は大きく分けて3つあります。HDB、コンドミニアム、戸建てです。

ここではシンガポールの特徴といえる”HDB”と”コンドミニアム”について解説します。

”HDB”

HDBとは「Housing Development Board」の略で、シンガポールの政策によって作られた集合住宅です。そして、HDBにはシンガポール国民の約80%が居住しているといわれています。

【HDB】日本でいう「団地」のような見た目の建物はだいたいHDBです。
【高層HDB】すべてのHDBには番地を表す番号が書いてあります。

HDBは政府がつくった公共住宅なので、コンドミニアムに比べると安く住むことができます。

ただし、HDBは原則としてシンガポール国民でなければ購入することができないのが特徴です。

国土の小さいシンガポールでは不動産は限られた資源のため、外国人の所有には一定の制限がかけられています。

賃貸であれば外国人でも借りることができますが、団地ごとに外国人居住者の割合の制限がある、賃貸借契約の期間がシンガポール国民よりも短く設定されているなど多くの規制が課せられています。

”コンドミニアム”

コンドミニアムとは民間の高級集合住宅であり、いわゆる「外国人向けマンション」のことです。

【コンドミニアム】イタリアの建築デザインによって建てられたコンドミニアム。

ほとんどのコンドミニアムには、プール、ジム、BBQなどができる庭があり、付帯設備が豪華なのが特徴です。

【コンドミニアム付属のプール】シンガポールは一年中夏なので、コンドミニアムに住んでいる人は毎日入り放題です。

他にもテニスコート、図書館、シアタールームがあるコンドミニアムもあります。

また24時間セキュリティ、警備員が常駐しているなどHDBよりも安全面が高いのが特徴です。

観光名所

〜国が力を注ぐ”観光産業”〜

シンガポールの2019年の観光客到着数は約1,900万人、観光収入は277億Sドル(約2兆6,910億円)を記録しています。

観光産業は重要な経済発展を担うものとして、シンガポール政府は観光客を呼び込むための政策を打ち出してきました。

有名な観光地として、マリーナベイサンズ、セントーサ島、ナイトサファリなど政府主導でつくられたテーマパークがあります。

【ナイトサファリ】夜行性動物を見ることができる夜限定の動物園です。ショーが毎日開催されており、動物に触れたりすることができます。

そのほかにも観光地はありますが、一番の驚きは、空港の中に滝があることです。

【チャンギ空港】屋内の滝では世界一の高さを誇り、空港ですら観光地になっています。世界の空港ランキングで1位を獲るほど施設も充実しています。

どれも圧巻でした。

シンガポールの最近の変化

近年、シンガポール国内の不動産価格と賃貸料が上昇し続けています。

価格上昇の理由ですが、コロナにより住宅建設の遅れによる供給数の減少、加えて中国人バイヤーの購入による賃貸マーケットの供給量減少が考えられています。現地メディアによると、ある中国人バイヤーが新しい高級コンドミニアムを20ユニット一括購入し、それらは8,500万ドル(日本円で約85億円) で取引されたとのことです。

場所にもよりますが、ある郊外の3LDKで家賃が月40万円のところは、次回の更新で70万円まで引き上がる可能性があるほどです。

まとめ

“シンガポールはアジアを先導する観光地”

日本から7時間のフライトで行くことができるシンガポールですが、日本以外からも多くの観光客を呼び込むことに成功しています。それは国が政策として今まであった観光地や施設を再開発し、常に新しく、エキサイティングな観光地の開発を行っているからです。

シンガポールは国土が小さいため、意思決定のスピードが速く、国全体をコントロールしやすいのが特徴です。シンガポールはチャイナタウン、リトルインディアなどのアジアの文化的地域を残しつつ、新たな観光地の開発を続けています。

今ある限られた観光資源の中で国際競走に勝つためには、ほかの国にはないユニークさや優位性が求められると思います。観光にかぎらず、どのような付加価値を生み出していけるかが大事なのだと思いました。


今回は以上です。

3部構成でシンガポールの「人」「暮らし」「街」についてまとめてみました。

まだシンガポール編は続きますので、他のブログも見てもらえればと思います。

ありがとうございました。

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