(3ページ目)出勤前に学ぶ”シンガポール”の「暮らし」について

賃貸担当の平田です。

ブログはシンガポール編でお届けします。

前回に続きまして、今回は「シンガポールの”暮らし”」についてまとめてみました。

前回記事はこちら↓

この記事を見ればシンガポールについてざっくり分かるので、国際社会の基礎知識として知っておいて損はないと思います。

忙しい人でも出勤前にサッと読める内容となっています。

本記事は、全部で”3つ”の記事で構成されています。

シンガポールの「人」「暮らし」「街」についてです。

第二弾の今回は、シンガポールの「暮らし」編です。

それではどうぞ。

シンガポールの「暮らし」について

気候

〜”めっちゃ暑い日”と”暑い日”と、時々、”スコール”〜

シンガポールの気候は”めっちゃ暑い”か”暑い”かのどちらか

シンガポールの気候は1年中”常夏”です。

1年を通して気温の変化がなく、明確な季節というものは存在しないのが特徴です。

基本カンカン照りです

年間の平均気温は27℃前後、最高気温31℃と1年を通して高温多湿な気候です。

常夏のシンガポールですが、乾季(3〜10月)と雨季(11月〜2月)が存在します。日本の梅雨とは違い、1日中雨が降っているわけではなく、1日1.2回のスコールが毎日続きます。なのでシンガポールの雨季は、1日の中でも雨が降るのは短時間だけなのが特徴です。

現地の人にシンガポールの気候についてどうなの?と聞くと、「めっちゃ暑い日か、暑い日しかないよ」というくらい毎日暑いです。笑

外に出てじっとしているだけでも汗がにじみ出てきます。特に乾季は外に出たくないくらいカンカンに晴れます。

日中が暑いですが、朝晩の日が沈んでいる間は割と涼しく、早朝や深夜は涼しい日本の夏、といった感じです。

ゲリラ豪雨の”スコール”

もう一つの特徴は、突発的に大雨が降る”スコール”があることです。

短いもので10分程度で止みますが、激しい雷とバケツをひっくり返したような大雨が降ります。こうなったら現地の人は傘をささず、おとなしく雨が止むのを待つことが多いです。

基本は晴れているので、毎日半袖半ズボンで生活できます。(なのでシンガポール人は海外の寒い地域を狙って旅行しに行きます。多くのシンガポール人は長袖やダウンを着たことがないので、寒い地域に行ってダウンを着るとテンションが上がります)

シンガポールの別名

〜Singapore is “Fine” Country〜

シンガポールは皮肉を込めて「Singapore is “Fine” Country」と呼ばれることがあります。

それはシンガポールは、Fine=「美しい」と「罰金」を兼ね備えた国ということです。

“Fine”=”美しい”国

シンガポールは自然も多く、衛生環境がよい、”美しい”国で有名です。

ここでシンガポールで有名な自然スポットをいくつかご紹介します。

【ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ】夜になるとライトアップされて綺麗です
【ボタニック・ガーデン】東京ドーム約18個分の大きさで、2015年にシンガポール初の世界遺産に選ばれました。(ここで1mくらいのトカゲに遭遇しました)
【ブキ・ティマ自然保護区】ここには山があります。標高163m、シンガポール最高峰です(マリーナベイサンズより低いです。。)

“Fine”=”罰金”の国

自然豊かで”美しい”シンガポールですが、なぜ「Fine=”罰金”」かというと、ゴミのポイ捨てが法律で禁止されており、違反すると”罰金”が課されるからです。(実際は落ちているゴミはちょこちょこありましたが…)

街の美化に関する法律が事細かに制定されており、代表的なのは、シンガポール国内へのガムの持ち込み禁止、電車内の飲食禁止などです。

【電車内の掲示】電車内の飲食は”Fine=罰金”が課せられます。(うっかり電車にドリアンを持ち込んではいけません)

このほかにもさまざまな法律によって、違反すると”罰金”、というのが制定されています。

法律

〜恐ろしい”鞭打ちの刑”〜

世界一治安の良い国と呼ばれるシンガポールですが、それには恐ろしい理由があります。

それは刑罰に”鞭打ちの刑”が存在するからです。

ただし鞭打ち刑は女性と51歳以上の男性に課すことはできませんが、 日本人からすると非常に恐ろしい法律です。

過去のニュースですと、電車の車庫に不法侵入し、車両に落書きをしたとして、禁錮9ヶ月と鞭打ち3回の刑が言い渡されました。(鞭打ちは1発で失神するほどの痛さだとか…)

価値観の異なる民族を束ねるには”Fine=罰金”や厳しい罰則が必要なのかもしれません。

食文化

〜”ホーカー”はおふくろの味〜

多民族国家ですので、食文化も多様化しています。

中華料理、マレーシア料理、タイ料理、インド料理など、様々な国の料理があります。(少し高いですが、日本食も食べれます!)

そして、シンガポール国民は”ホーカー”と呼ばれる屋台でご飯を食べます。

【ホーカー】ホーカーにはいろんな屋台が入っています。ホーカーはシンガポールB級グルメの宝庫です。

代表的なシンガポールフードといえば、ラクサ、カヤトースト、チキンライスです。

【ラクサ】このスープは魚やエビから出汁を取ったココナッツミルクベースです。私は好きですが、クセが強いので好き嫌い分かれる味です。
【カヤトースト】シンガポールのB級グルメ。カヤジャム(ココナッツをベースにした、ハーブ、砂糖を混ぜたジャム)とバターを挟んだパンです。温泉卵にディップして食べます。
【チキンライス】茹でた鶏肉とそのスープで炊いたお米。シンガポールのソウルフードです。

ホーカーでの食事は日本の外食に比べるとかなり安く済ませることができます。ですので全く自炊をせず、すべて外食で済ませる人も多いようです。

小さい頃からホーカーでご飯を食べているシンガポール人にとって、”ホーカー”はおふくろの味です。

交通網

〜国土を網羅する”MRT”と”バス”〜

シンガポールは公共交通機関が非常に発達しています。

シンガポール国内には、”MRT(日本でいう地下鉄)”と”バス”が張り巡らされています。車がなくてもシンガポール国内を簡単に移動できます。

もっと楽に目的地に行きたい人はタクシーもしくはGrabを使うとよいでしょう。

タクシーの金額は日本と比べて安いです。またGrabとはUberのようなアプリで、個人タクシーを呼ぶことができます。あらかじめ目的地を入力するので、呼んだ場所から目的地まで連れてってくれます。

徴兵制度

〜2年間の”軍隊トレーニング”〜

シンガポールには徴兵制度があり、通称”NS”(ナショナル・サービス)と呼ばれています。

シンガポールの男性国民を対象に18歳を過ぎたころから、2年間軍隊のトレーニングを受けなければいけません。

トレーニングの内容は全員同じではなく、入隊時に体力テストと身体測定が行われ、その結果で様々な部隊に分かれて行います。日本で言う陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、それらを指示する司令官部隊などに分かれてトレーニングをします。

言語

〜英語初心者におすすめ?”シングリッシュ”〜

シンガポールの公用語は4つあります。英語、中国語、マレー語、タミル語です。

多民族国家ですので、公用語が4つあっても不思議ではありませんね。

実際の使い分けですが、公の場では英語、友人との会話は中国後で話すことが多いです。ホーカーに行くと中国語で話しかけられることもあるので、英語に加えて中国語が話せるとさらに便利です。

またシンガポールの英語には特徴があり、シンガポールのイングリッシュの”シングリッシュ”という独自の英語が存在します。

シングリッシュの特徴は大きく4つあります。

①名詞はすべて単数形(「three apples」→「three apple」)

②動詞の時制はすべて現在形(過去の話しをするときでも動詞は変化しません)

③主語が省略される(例えば「I can」は「can」のみで通じます)

④語尾に「ラ(lah)」がつく

”シングリッシュ”は中国語の影響を受けていると言われています。(国民の70%が中華系のため)

中国語には、①名詞の複数形②時制が存在しません。また普通の英語ではありえない③主語が省略されるのも中国語の影響を受けています。

④語尾に「ラ(lah)」がつくのは、中国語の「了」から来ていると言われています。「ラ(lah)」自体には意味はありませんが、語尾につけることで、「Don’t need (必要ありません)」→「Don’t need lah(必要ないよ!)」みたいにくだけた意味になるため、友達同士の会話で使われます。

ネイティブシングリッシュを目指すのであれば、

・「OK(分かった)」→「OK lah(分かったよ!)」

・「Thank you(ありがとう)」→「Thank you lah(ありがとね!)」

・「Can(できる)」→「Can lah(できるよ!)」

の要領で「lah(ラ)」を使ってみるといいかもしれません。

ですのでシングリッシュは英語に比べて、時制、複数形をあまり考えなくてもよいため、英語初心者には向いているのかもしれません。

シンガポールの最近の変化

2月現在のシンガポールは絶賛雨季で1日に1回雨が降っており、気温も上がらず過ごしやすい日々です。

ですが現地の人に聞くと、どうやら雨季も終わりを迎えているようです。これから乾季のカンカン照りシーズンに突入しそうです。

まとめ

“日本の四季のありがたさ”

日本にあってシンガポールにないものは、「四季」です。日本からシンガポールに行くといま何月か忘れるときがあります。

季節の変化によって日々の暮らしに変化が起るので、もしかしたら日本は退屈しない国なのかもしれません。

シンガポールは一年中夏で、季節の変化がないので「Boring country(退屈な国)」なんて呼ばれたりします。(他にも理由もありますが、次回以降のブログで書こうと思います。)

日本は四季があるので、夏が来ると暑くなり、冬が来ると雪が降って寒くなります。猛暑日が続いたり、大雪が降ったりしてうんざりするときもありますが、1年中夏のシンガポールに比べると、季節の変化があることは普通ではないのだと思いました。

季節によってできるレジャーが変わることや、暮らしの変化が生まれる日本の春夏秋冬のありがたさを痛感しました。


今回は以上です。

次の記事では、”シンガポール”の「街」について書いています。そちらも御覧ください!

ありがとうございました。

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